

「盛岡の病院まで行きたいけれど、運転中にパニックになったらどうしよう」
「地元の狭いコミュニティで、知り合いに会うのが怖くて病院に行けない」
「辛いけど、みんな我慢してるんだから私だけ弱音を吐けない」
岩手県にお住まいのHSP(繊細さん)や、不安障害にお悩みの方。
その真面目な性格ゆえに、限界まで一人で抱え込んでいませんか?
こんにちは、HSPのなぎさです。
岩手県は日本で2番目に面積が広く、内陸と沿岸で距離も離れています。
近くに専門のクリニックがない地域も多く、いざ受診しようと思っても「移動」のハードルが高すぎて、諦めてしまうHSPさんがとても多いのが現状です。
また、岩手特有の「我慢強く、実直な県民性」が、助けを求めることを「恥ずかしいこと」だと感じさせてしまうこともあります。
今日は、そんな岩手県のHSPさんや不安の強い方が、無理なく心を休めるための場所(心療内科)の探し方と、地域別のクリニック事情についてお話しします。

病院リストを見る前に、少しだけ心の話をさせてください。
岩手県の方は、非常に忍耐強く、真面目な方が多いと言われています。
これは素晴らしい長所ですが、HSP気質や不安障害を持つ方にとっては、自分を追い詰める鎖になってしまうことがあります。
「これくらいの不安で仕事を休んではいけない」
「雪かきも家事も、完璧にやらなきゃ」
そうやって歯を食いしばっているうちに、動悸や不眠といった身体症状が出てはいませんか?
病院に行くことは「負け」でも「サボり」でもありません。
すり減った神経をメンテナンスするための、前向きな行動です。
まずは「もう我慢しなくていいんだ」と、自分に許可を出してあげてください。
広大な岩手県で、HSPさんが挫折せずに通院するためのポイントは3つあります。
心療内科や精神科の多くは、やはり盛岡市に集中しています。
選択肢が多いのは盛岡ですが、もしあなたが不安障害で「長時間の運転」や「電車移動」に恐怖を感じるなら、無理に盛岡まで行くのはおすすめしません。
通院自体がストレスになっては本末転倒だからです。
多少選択肢は減っても、自宅から30分圏内の病院を探すか、後述するオンライン診療を検討するのが、HSPさんの心を守るコツです。
地方都市や町村部では、「病院に入るところを誰かに見られたくない」という不安がつきまといます。
HSPさんは特に人の目を気にするため、これが受診の壁になります。
テナントビルの2階以上に入っていて入り口が目立たないクリニックや、完全予約制で待合室で人と会いにくいシステムをとっている病院を選ぶと、余計な不安を感じずに済みます。
薬をもらう際、調剤薬局で「今日はどうされましたか?」と聞かれるのが苦痛なHSPさんもいます。
病院の中で薬まで出してくれる「院内処方」のクリニックなら、移動の手間も省けますし、人との接触回数を減らすことができます。
公式サイトの「初めての方へ」などのページで確認してみましょう。
岩手県内で、HSPさんや不安障害の方が相談しやすいエリアやクリニックの傾向をまとめました。
※HSP外来はありませんが、症状に寄り添ってくれる病院はあります。
盛岡駅周辺のメンタルクリニック
盛岡駅近くには、比較的新しく、内装がカフェのように綺麗なクリニックがいくつかあります。
「精神科=怖い場所」というイメージを持っているHSPさんでも、美容室に行くような感覚で通える雰囲気のところが増えています。
土日も診療しているクリニックもあるので、仕事を休まずに通いたい方に向いています。
岩手医科大学附属病院(内丸メディカルセンターなど)
個人クリニックだと相性が不安、という場合は、大学病院という選択肢もあります。
待ち時間は長くなりがちですが、専門医が多く、漢方外来やカウンセリングなど、治療の引き出しが多いのが特徴です。
紹介状が必要な場合もあるので、事前に確認が必要です。
北上駅・花巻駅周辺の心療内科
県南エリアの拠点となるこれらの市にも、地域に根ざした心療内科があります。
盛岡まで出るのが大変な内陸南部の方は、まずは地元のクリニックを探してみてください。
「自律神経失調症」や「不眠」の治療に力を入れている病院は、HSPの身体症状(疲れやすさ、頭痛)への理解も深い傾向があります。
県立病院や地域の中核病院
宮古市や釜石市などの沿岸部では、個人のメンタルクリニックは少ない傾向にあります。
県立病院などの精神科外来を利用することになりますが、敷居が高く感じるかもしれません。
その場合は、無理に通院しようとせず、盛岡や東京のクリニックが提供している「オンライン診療」を頼るのが、精神的に一番楽な方法かもしれません。
岩手県の冬は厳しく、日照時間も短くなります。
HSPさんは気圧や気温の変化に敏感なので、冬場に「なんとなく死にたい」「朝起きられない」となるのは、寒さと日照不足のせいです。
この時期は、通院のために雪道を運転するだけでも命がけのストレスがかかります。
「冬の間は、現状維持でOK」
「薬をもらうためだけに病院に行くので十分」
そう割り切って、春を待つ姿勢も大切です。
真面目な岩手県民のHSPさんは、ギリギリまで我慢してしまいがちです。
でも、心療内科は「壊れてから行く場所」ではなく、「壊れる前に休憩しに行く場所」です。
盛岡のクリニックに行くもよし、近くの病院に行くもよし、家からオンラインで相談するもよし。
あなたが一番「ホッ」とできる方法を選んでください。
一人で抱え込まず、専門家の力を借りて、心の荷物を少し降ろしてくださいね。